Rejoice the body clubとは

コーディネーショントレーニング

子供から大人になる過程で、私たちのからだにはさまざまな変化が生じます。運動能力はどのような過程を得て発達するのでしょう。スキャモンの発育曲線を例にとると、脳や神経の働きは10才頃までに大人と同じくらいまで発達していることがわかります。神経の働きが最も伸びる幼児期から成長期にかけて、特定のスポーツだけでなくいろいろな動きを身に付けておくことは、将来スポーツの技術や体力を高めるために大変重要なことです。この時期にいろいろな動きを経験していないことは、からだが成長しても運動能力が思うように伸びない、いわゆる「運動神経が鈍い」状態に陥ると考えられます(ここでいう「運動神経」とは、目や耳などの感覚器から入ってきた情報を脳が上手に処理して、からだの各部に的確な指令を出す神経回路のことです)。この運動神経をコーディネーション能力と呼びます。
コーディネーション能力には7つの要素があり、
[定位] 道具と自分の位置関係を把握する能力
[識別] 手、足、道具を上手に扱う能力
[反応] 合図等に対して素早く適切に反応する能力
[変換] 状況の変化に応じて適切に対応する能力
[連結] 身体をムダなくスムーズに動かす能力
[リズム] リズム感を養い、動くタイミングを上手につかむ能力
[バランス] 崩れた体勢でもバランスを上手に保つ能力
これらの能力を複合的に高め動きやすいからだ、生活しやすいからだを作っていきます。未収園児2、3才のお友達大歓迎です

からだの連動

例えば腹筋(屈筋)、1つめはスタンダードな腹筋をします。2つめは左右の膝と膝の間にボールを挟んで腹筋します。どちらがやりやすいでしょうか?
大勢の方が、2つめをやりやすいと感じると思います。なぜなら、ボールを膝の間に挟むことで腹筋と共に、内転筋群も連動し力が増すからです。
このように、からだ全体の筋肉を連動させて動かすことで効率よく力を発揮することができます。
「パワー=力」ではなく、パワーを効率よく伝達する運動連鎖が重要なのです。そこで、運動連鎖の為のトレーニングをとりいれます。

伸筋優位のからだの使い方

伸筋とはからだの後ろ側の筋肉です。屈筋(からだの前側の筋肉)に比べて、疲れにくいという利点があります。
例えば、スーパーの袋を持つとき手の平を内側にして屈筋で持ちます。次に、手の平を外側にして伸筋でもちます。どちらが軽く感じるでしょうか?
手の平を外側にしてもつ方が軽く感じますよね?それだけ、屈筋より伸筋の方がパワーがあるのです。
ただし、マシーンの部分的なトレーニングでは、連動性にかけパフォーマンスアップ、生活面での機能向上に効果的なトレーニングとはいえないでしょう。そこで骨盤、背骨の使い方が最も重要になってきます。骨盤と背骨を柔軟に動かして、伸筋優位なからだの使い方でしなやかでケガをしにくいからだを目指していきます。
身体全身が連動して動くことで、間接に優しい動きになり、ケガもしにくくなります。